大腸がんの初期症状は分かりにくい?

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大腸がん初期症状

近年目に見えて増えている大腸がん。

初期で発見できれば、内視鏡で切除するだけで済む可能性も高く楽ですね。

しかし、残念なことに大腸がんは初期の頃に異常が出にくく、初期症状、自覚症状といったものはほぼありません。

なぜなら、最初に大腸にポリープができ、何年もかかって、それががん化するというケースが大半だからです。

大腸がんは進行が遅いため、どの段階でがん化したのかが分かりにくく、がん化したからと言って、直ちに何らかの症状が出るという訳ではないのです。

 

大腸ポリープは大腸にできるイボのようなもので、大きさは1mm程度からあります。

それが少しずつ大きくなってくると、便が通過する度に擦れ、やがて出血するようになってきます。

とは言っても、出血量はわずかですから、この段階ではまだ目では確認できません。

そのため、【便潜血検査】が大変重要になってくるのです。

【便潜血検査】が陽性の場合、必ずしもがんとは限らず、ポリープから出血している場合、内痔核等の場合もあり得ます。

むしろそちらの可能性の方が高いですが、

それでも初期状態で大腸がんを発見できるのはこの検査だけと言っても良いでしょう。

 

私の場合、便通に異常が出始め、はっきりとした下血があったり、最終的には重度の貧血とまで言われました(腸管出血のため)。

ここまで来ると、もはや初期症状とは言えません。

診断の結果ですが、腸管の一部ががん細胞のため、親指も通らないくらいに狭くなっていました。

もう少しでイレウス(腸閉塞)を起こすところだったそうです。

そのため、それ以上、奥の腸管には内視鏡が通らなかったとのことです。

結局、この部分を中心に大腸を20cmほど切り取ることになりました。

ここまで来るには、5~10年ほどの時間が必要だったのでは?とのことです。

がん細胞は倍加していきますから、進行するに従って、がんは目に見えて大きくなっていきます。

 

特に私の場合、手術の1年ほど前、当時の勤務先が脱税騒ぎで人間関係がガタガタになりました。

それに巻き込まれ、精神的にすっかり追い詰められたのです。

規則正しく、ストレスのない生活を送っていれば、がん細胞が小さくなることもあるのに、反対に多大なストレスを抱えてしまいました。

この時に一気に悪化したのではないかと、私自身今でも思っています。

 

それだけに、健康診断時の【便潜血検査】が重要なのです。

下血してからではもう遅いのです。

先日、知人が【便潜血検査】で陽性だったということで、すぐに内視鏡検査を受けたそうです。

結果は【痔】でした。

しかし、笑い話で済んだのですから、それで良かったと思います。

 

 

 

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ブログ管理人自己紹介

こんにちは、管理人のyoasyoasです。

何年か前からの【便潜血・要精密検査】を放置したツケが、S状結腸がんステージ3bでリンパ節転移という形になってしまいました。なってしまった以上、がんと戦うしかありません!
1ヶ月の入院、転院で、大腸20cmの切除。無事退院はしましたが、再発・転移防止に向けての本当の戦いはこれからです。

このブログは自分への戒めと、似たような境遇の方々、また精密検査を受けようかどうか迷っている方々へのメッセージです。
これからも応援をよろしくお願い申し上げます。

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