退院日前日~退院まで(手術後8~9日目) -大腸がん闘病記24-

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退院

【手術後8~9日目】 退院日前日~退院まで

朝は体温と血圧を測り、下腹部を触診してもらうだけで終わった。
後は飲み薬の確認だが、痛み止めも朝で終わりだった。

食事はできるだけ、ゆっくりと良く噛んでを心がけたが、どうしても早くなってしまう。
低残渣全粥(ていざんさぜんがゆ)といって、どれも調理の仕方が柔らか目のためだ。
噛みごたえがない。
ゆっくりと食べたつもりだが、気付いたら10分で食べ終わっていた(笑)。

 

食後の運動をしたが、1ヶ月も点滴を引きずりながら歩いていたので、それがないと逆に変だ。
かえって違和感を感じる。
少し歩いただけで止めてしまった。
どうせ退院後に歩ける。

その後は入院中の出来事をブログにまとめたり、病院にある本を読み漁ったりしていた。

テレビは最初のうちは見ていたが、次第に見なくなった。
テレビカードが1000円で12~13時間は見られるのだが、見だすとすぐになくなってしまう。
入院中3~4回はテレビカードを買い足した。馬鹿にならない。
但し、余ったテレビカードは受付横の精算機で精算すると、残金が戻ってくるらしい。
前の病院では隣の患者さんに上げてきたが。

冷蔵庫もテレビカードで精算する。
24時間で100円だか150円だか。
電気代は実費ということらしい。
もっとも他にもiPadや携帯やDVDプレイヤーを散々充電して使っていたが(笑)。

DVDプレイヤーは先週妻が買ってくれた小型の物だ。
映画を5~6本見た。
入院中には、本当にピッタリだと思った。
昔とは違って色々とできることがあるのがありがたい。

 

あっという間に退院当日になった。
朝食を食べるとさっさと支度を済ませてしまった。

妻は午後休を取って、午後一には来てくれた。
入院がそこそこ長かったので荷物が多い。

まだ重いものを持てない自分に変わって、妻がほとんど持ってくれた。
医師や看護師に挨拶をして病院を出た。

歩くのは問題ないが、階段がきつかった。
想像以上に体力が落ちているのだろう。

病気云々よりも、1ヶ月に渡っての入院生活の影響の方が大きいかも知れない。

 

医師が、これからは動けば動くほど体力が回復していきます、と言っていたので、
少しずつ動いていくしかなさそうだ。

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こんにちは、管理人のyoasyoasです。

何年か前からの【便潜血・要精密検査】を放置したツケが、S状結腸がんステージ3bでリンパ節転移という形になってしまいました。なってしまった以上、がんと戦うしかありません!
1ヶ月の入院、転院で、大腸20cmの切除。無事退院はしましたが、再発・転移防止に向けての本当の戦いはこれからです。

このブログは自分への戒めと、似たような境遇の方々、また精密検査を受けようかどうか迷っている方々へのメッセージです。
これからも応援をよろしくお願い申し上げます。

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