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貧血のため入院初日は輸血から -大腸がん闘病記5-

【入院1日目】
入院するのは初めてである。
入院のための、レントゲン、心電図やCTを撮った。
それらが終わると、診察室から病室まで車イスでの移動だった。
確かに貧血ではあるが..。
大部屋で五床ある。
差額ベッド代はかからないということくらいは知っていた。
横になって間もなく、栄養剤の点滴が止血剤に切り替わった。
腸管からの出血を止めるためだろう。
今日からしばらく固形物は口にできないらしい。
大腸の内視鏡検査をすることになるが、それには便を出しきらなくてはならず、その間は食べられない。
それに検査の前までに貧血状態を解消しなくてはならない。
その後は輸血を行った。
その前に同意書やらなんやらにはサイン済みである。
輸血のリスクとして副作用のある可能性は説明されたが、自分がそうなるかもなんて微塵も思わない。
第一、それどころではない。
夜は21:00消灯である。
固形物を一切口にしない、初の1日が終わった。
その前に下剤を服用した。
内視鏡検査に備えてだろう。
その後、寝る前に排便があったが、別に普通だった。
出血らしきものもない。止血剤のお陰か?
色々あって疲れたせいだろう。夜は割合早く、しかもよく眠れた。
しかし、明け方に異変が起きた。

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