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肺機能分画&上部消化管内視鏡検査 -大腸がん闘病記11-

【転院2日目】
心電図の後、【肺機能分画】という検査を行った。
器具で鼻をつままれ、口呼吸のみにする。
この時点で少し苦しい。
子供の時、アレルギー性鼻炎をやっており、ひどい時は口呼吸だった。
そのトラウマがよぎった。
使い捨てのマウスピースを口にくわえ、掛け声に合わせて息を吸ったり吐いたり。
途中、掛け声が可笑しくて吹き出しそうになるが、我慢する。
続いては、【フローボリューム】
上記と同様で異なる点は、息を最大限に吸ってから、一気に吐き出すという部分。
これも何回か練習後に数値を取った。
その後は初の【上部消化管内視鏡検査】を行った。
水分は制限ないが、食事は前日の21時までとのこと(外来で受ける人はね)。
喉に麻酔のマウススプレーを掛ける。
唾液が出てきても飲まないでくださいと言われた。
だから紙ナプキンが用意されているのか。
同時に栄養剤の点滴の横から鎮静剤を入れる。
それと鎮痙剤(筋肉注射:胃の動きを抑える)も肩にするが、こちらは多少痛い。
口にマウスピースみたいなものをくわえ、準備完了。
・・・
・・・
・・・
と思ったら、看護師さんに起こされた。
鎮静剤が効いて、完全に落ちている間に全て終わっていたらしい。
頭はボーッとしているし、喉がいがらっぽい。
車椅子で部屋まで戻り、しばらく口をすすいだ。
30分ほどでようやく元に戻ってきた。
検査前までは、のどに管を突っ込んで、オエーというのを想像していた。
しかし完全に落ちていたため、検査中の痛みも不快感も全く無かった。

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