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肝臓プリモビスト(MRI) -大腸がん闘病記14-
【転院7日目】
今日でようやく手術前の最後の検査。
MRIに入るのは初めてだ。
昨日受けたCT検査の特徴は
→メリット
・広い範囲の検査に適している
・検査時間が短い
→デメリット
・X線(放射線)を使うので、わずかに被爆する
・骨まで一緒に写ってしまうので、患部が見えづらくなる可能性がある
それに対して、MRI検査の特徴は
→メリット
・1mm単位の腫瘍が見つけられる
・磁気を使うので、被爆はなし
→デメリット
・検査の範囲も狭く、検査時間も長い
・骨や肺の抽出が難しい
今回は肝臓プリモビストということで、簡単に言うと、S状結腸がんが肝臓に転移していないかを調べる検査。
検査前に以下のようなことを聞かれて少し不安になった。
・狭い所は大丈夫ですか?
・検査時間は30分程度かかります。
・大きな音が聞こえます。
ガドリニウム造影剤というのを入れられ、やがて検査が始まった。
筒の中に入ると確かに狭い。
しかし、耐えられないほどではない。
棺桶にでも入っている気分。
音が聞こえ出した。
色々な種類の訳の分からない金属音が次々に聞こえる。
UFOのような音まで聞こえてきた(想像だが)。
海堂尊氏の小説で、MRI検査のことを【ガンガントンネル魔神】とか書かれていたが、言い得て妙だ。
小さい子供は怖がるかも知れない。
それにしても長い。延々と続く。
最初に30分程度と言われていなければ、いつ終わるか気になって仕方がなかっただろう。
ようやく終わった。
狭い、うるさい、長いを除けば、痛みがある訳でもなし、どうしても受けたくない程の検査でもなかった。
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