- Home
- 体験談2(入院と手術)
- 同日検査は無理?大腸造影剤CT -大腸がん闘病記8-
同日検査は無理?大腸造影剤CT -大腸がん闘病記8-
【入院5日目】
入院5日目は造影剤を入れた大腸CTを行った。
CTは入院初日でも行ったが、造影剤を入れて行うと、患部の陰影がよりはっきり写り、病変がより分かりやすくなるらしい。
造影剤は点滴からは入れられず、点滴を行っている反対側の腕に針を打たれた。
採血と違って、点滴用の針は太いので多少痛む。
造影剤が入ってくると、体が段々と温かくなってくる。
それが頭まで来たところで、わずかにパニクったが、深呼吸をして乗り切る。
撮影そのものはすぐに終わった。
今日の検査はこれで終わり。
最初は内視鏡検査と一緒に済ませて欲しいと思っていたが、
さすがに鎮痙剤、鎮静剤、造影剤をほぼ同時に入れるのはまずいのだろう、というのは素人でも予想がついた。
次の2日間は検査もなく、一度輸血を追加したくらいである。
どうやら一旦上がったヘモグロビンの数値が少し下がったらしい。
医者に聞いた所、点滴を続けているために血液が薄まるので、出血が原因という訳ではないと言われた。
ホッとした。確かに栄養剤だけでなく、止血剤も継続している。
検査後も相変わらず絶食状態であるが、飲み物や飴くらいは許された。
検査が終わったら少しは食べられるのかな?と思っていただけにがっかりした。
そして、検査結果の知らされる日が来た。
なぜ絶食状態を続けなければいけないのか、思い知らされることになった。
Copyright © 大腸がんブログ -S状結腸がんステージ3b-