大腸がんブログ -S状結腸がんステージ3b-

明け方に下腹部が痛みだした。
昨夜の下剤の影響だろうか？

5:30頃に便意を催し、トイレに行ったところ、また下腹部が猛烈に痛みだした。
冷や汗がドバっと出てくる。

通常、体のどこかが痛む場合、下腹部（丹田と呼ばれる部分）に力を込めてやり過ごすことが多い。
しかし、その下腹部が痛む場合は逃げ道がない。
どう乗り切ればよいか分からない。
1人で戻れそうにない。
たまらずにトイレにあるナースコールを押した。
どうにか立ったが、目眩がしてふらつく。
多少の吐き気もある。
また座り込んでしまう。

看護師さんが車いすを持ってきてくれた。
どうにかベッドまで戻ると、ぐったりと横になった。

その後、５～６時間も断続的に痛み、排便する度に徐々に収まっていった。
下剤の効果か、下痢ばかりだった。
後で医師に聞いた所、少し強めの下剤で腸が大きく動いたために、激しい痛みを感じたのだろうとのこと。

その日と次の日（入院２～３日目）は１５回ほどトイレに行った。
この下剤は効き過ぎだ。
自分は普段から薬が効きやすいのに。

止血剤の効果か、血便はなかったようだ。
もっとも平行して輸血を行っているので、出血が止まってくれないと困るのだが。