三分粥開始(手術後4日目) -大腸がん闘病記20-
【手術後4日目】 三分粥開始 ○対戦相手:便意 ○任務:腸の正常化
段々話が汚い方向に進んできた。
大腸の手術だから仕方ないが…。
明け方の4時頃、痛みと便意で目が覚めた。
昨夜の夕食後に飲んだ痛み止めが切れたのだろう。尿道が再び痛みだした。
ナースコールを鳴らすと、食後の痛み止めを今飲んでくださいと言われた。
飲んだらすぐにトイレに。
また下痢の超特急。
その超特急は、6時の起床タイムまで後2本来た。
嫌な予感がまたした。
この超特急はいつまで来るのだろう?
しばらくはウトウトしたら便意の繰り返し。
一度、便意を2~3回我慢したら、お腹の中でゴボゴボ~という凄まじい音がした。
眠いのを堪えてまたトイレに。
医師に聞いたら、腸の動きを良くする漢方薬は、機能の衰えた腸を回復させるために飲んでいるので、下剤的なものではないとのこと。
大腸を20cm程度切ったとのことで、半年は便が落ち着かないかも知れないとも言われた。
水分を吸収していた消化管が短くなったから当然と言えば当然かな。
ところで昼食から3分粥になった。
おかずもあるし、夢にまで見た「食べる」食事だ。
病院食は味付けも薄いし、美味しくないとは良く聞く話だが、今の自分には至福の味わいだった…。
昼食には他にエネーボも付いてきた。
点滴で栄養剤も入れているし、取り過ぎのような気がするが…。
固形物を食べだしたら、便の方も少しは変わっていくのだろうか?
その日は超特急便で終わった。
明日からだな…。
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