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大腸がんにかかる人は間違いなく年々増えている。daityougan_194

肉食を中心とした食生活の欧米化だけではなく、高齢化も原因とのこと。

・がん全体の罹患数では、約100万例弱。

・部位別の罹患数で大腸がんは135,800例で、肺がん、胃がんを抜いて1位。

・部位別死亡数でも、大腸がんは50,600例で、肺がんに次いで2位。

と言われている。【国立研究開発法人国立がん研究センター 2015年予測より】

その辺りのことは、ニュース等で目にしていて何となくは知っていた。

但し、他人事だった。

・大腸がんの罹患率は40代から増え始め、60代に入ってから急激に増加する。

・男性のうち、11人に1人が一生のうち、大腸がんと診断される。

・大腸がんの部位別発生率は、直腸が34.1%、結腸が65.9%。

とのことらしい。【日本医師会サイトより】

 

自分はまだ40代後半。

がんなんてそう簡単にならないだろう。

という何の根拠もない自信?があった。

それだけに、自分がS状結腸がんと診断された時はショックだった。

考えてみると、

・母親が以前、大腸がんにかかったことがある。

・健康診断で【便潜血要精密検査】になったことがある。

・食生活に多少は気を使っているが、肉類・油物・甘い物が好物である。

かかっても全く不思議はない。

 

しかし、これは今だから言えること。

大腸がんになる前は、

・がんは必ずしも遺伝する訳ではない。

・便潜血と言ったって、わずかな血液でも反応するらしいから、ただの痔だろう。

・肉、油、糖がいくら好物とは言え、暴飲暴食している訳ではない。

などと考えていた。

全て自分都合の解釈をしていたら、健康診断の意味がない。

今回も貧血にならなかったら、病院に行くこともなく、どうなっていたか分からない。

今回つくづく思った。

精密検査は必ず受けましょう。

 

受けなかった報いが次の通り↓

【入院期間】:約1ヶ月

【勤務先休業期間】:同上又はプラス自宅療養期間

【治療費、入院費】:約30万円(病院2箇所分)

後、家族や知人に散々心配をかけ、以後再発遠隔転移の恐れもあり。

術後しばらくは腸閉塞等の恐れもあり、食事の内容にも1~2ヶ月は相当注意しなくてはならない。

私の場合はS状結腸だったが、もし直腸の場合、人工肛門による便意のコントロール等の問題で

さらに数ヶ月以上、職場への復帰には時間がかかるという。

 

これが精密検査(大腸内視鏡)だと、

【入院期間】:なし(通院でせいぜい半日)

【検査費用】:約7,000~8,000円程度

もしポリープ等が見つかっても、病理検査や内視鏡による切除で、

【入院期間】:なし(日帰り手術)

【検査費用】:約20,000~30,000円程度

この差は想像以上に大きい。

しつこいですが、

精密検査は必ず受けましょう。

ブログ管理人自己紹介

こんにちは、管理人のyoasyoasです。

何年か前からの【便潜血・要精密検査】を放置したツケが、S状結腸がんステージ3bでリンパ節転移という形になってしまいました。なってしまった以上、がんと戦うしかありません!
1ヶ月の入院、転院で、大腸20cmの切除。無事退院はしましたが、再発・転移防止に向けての本当の戦いはこれからです。

このブログは自分への戒めと、似たような境遇の方々、また精密検査を受けようかどうか迷っている方々へのメッセージです。
これからも応援をよろしくお願い申し上げます。

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